01校長から

  • 2020年08月18日(火)

    秋の気配? ~校長室から~

    立秋が過ぎ,暦の上では秋の入口とはいうものの,

    まだ『残暑』とは言いがたい連日の暑さです。

    そんな中,日直代行員さんが栗の枝を届けてくださいました。

    20200817_122633

    緑色のイガはまだ少し柔らかさを残しつつも,

    ピンピンと尖り,中の実をしっかりと守っています。

    8月11~17日のリフレッシュウィークを終えて,

    学校も少しずつ2学期に向けた動きを始めています。

    部活動に汗を流す生徒。

    勉強がはかどるからと登校する生徒。

    そして,

    履歴書書きや面接練習など,進路へ向けた準備に忙しい3年生。

    8月28日(金)の中学生1日体験入学,

    9月5日(土)の第73回体育祭と,

    生徒達の活躍する場が近づいています。

    緑色の栗のイガのようにピンピンと,

    若いエネルギーで,これからに挑む垂水高校生の

    頑張りを期待したいと思うことでした。

  • 2020年06月18日(木)

    発掘されたタイムカプセル ~校長室から~

    6月17日(水)に,学校のブロック塀を工事している業者さんが,

    「工事現場から,こんなものが出てきました」と,

    事務室に小さなガラス瓶を持ってこられました。

    20200617_121327

    瓶の中には,折りたたまれた手紙がいくつも入っています。

    20200617_121354

    卒業の時に,卒業生が埋めたタイムカプセルのようです。

    「〇年後に,一緒に掘り返そうね」と約束を交わしながら,

    笑顔でガラス瓶を埋める生徒たちの顔が目に浮かびました。

    20200617_121318

    発掘された瓶は,校長室に大切に保管してあります。

    「私たちのタイムカプセルだ!」と気づいた卒業生が,

    懐かしい思い出と出会うために,

    垂水高校を訪れてくださる日をお待ちしています。

  • 2020年05月15日(金)

    生徒の声が響く学校  ~校長室から~

    5月11日(月)から授業を再開し,学校に生徒の元気な声が戻ってきました。

    20人を超える学級は,普通教室より広い特別教室で授業をしています。

    20200513_092508

    〔多目的教室で,英語の授業中〕

    20200515_114629

    〔物理教室で,フードデザインの授業中〕

    身体的距離は2m間隔を確保して,教室の換気をして,

    マスクをして,手洗いをして‥‥全校で感染防止対策に努めています。

    20200515_113751

    ファッション造形基礎の授業では,作業台も1人1台。

    臨時休業期間に実習が出来なかった分,集中力もものすごく,

    全員が脇目も振らず,各自の製作に没頭しています。

    20200515_114233

    華道・茶道・陶芸という,生活文化の授業も再スタート。

    玄関ホールに,生徒の生けた花が飾られるようになりました。

    部活動も再開して,元気な声や明るい笑顔が学校に満ちあふれています。

     

    そんな様子を見ていると,生徒の元気な声が響く学校こそが,

    私たち教職員の『力の源』になるのだと感じています。

    楽しく学び,伸び伸びと成長できる学校であり続けたいと,

    生徒と教職員が,今日も一緒になって頑張る垂水高校です。

  • 2020年04月10日(金)

    今,乗り越える  ~校長室から~

    新学期が始まって1週間。

    学校の正門横の桜は三分咲きで,これからが楽しめそうです。

    20200410_144852

    学校には,久しぶりに生徒の元気な声が飛び交っています。

    「おはようございます」,「こんにちは」と元気に交わす挨拶。

    「〇〇をしてくれて,ありがとうね」と先生に言われて,少し照れた笑顔。

    次の授業に向けて,急ぎ足で移動教室に向かう足音。

    これまで当たり前であったこれらの風景が,

    1か月の一斉臨時休業を経験した目には,なんと貴重にうつることか。

    今日も桜島の灰が降っていますが,それも日常。

    20200410_145008

    コロナウイルス感染症の蔓延で,常であることが難しくなりつつある今。

    だからこそ大切な「日常」を守るために,一人一人が

    感染防止に努めてほしいと,全校生徒に熱く語った今朝でした。

    20200410_144827

    桜は,冬に一定の低温環境に置かれることで美しく咲くそうです。

    20200410_144834

    私たちも,今,不安や不便の中に日々を過ごしていますが,

    それを乗り越えた時に,もっと人として成長していることでしょう。

    大切な人を,大切な日常を,大切な自分を守るために,

    今の自分にできることを,確実にやり遂げる。

    垂水高校生には,きっとできると信じています。

  • 2020年04月09日(木)

    一人ひとりの伸び率100%  ~校長室から~

     垂水高校は,普通科生活デザイン科(家庭に関する学科)があり,創立95年を迎える歴史と伝統ある学校です。

     明るくやかに,真剣にび,責任を持って動するという「和・学・行」の校訓のもと,生徒はそれぞれの夢の実現を目指して,学習や部活動,学校行事などに一生懸命取り組んでいます。

    IMG_4496 本校教育の特徴は,「一人一人を大切にし,その可能性を伸ばす」ことです。少人数のため生徒の出番も多く,さまざまな経験を重ねることで自分に自信をつけ,物事に意欲的に取り組み,積極的に行動できるようになるなど,めざましく成長する生徒が多く見られます。

     また,コース制・選択制による少人数授業や,進路に応じた個別指導に加えて,平成27年度から始まった東進衛星予備校垂水高校版の活用によって学力のさらなる強化が図られています。そのため,毎年6割弱が大学・短大・専門学校への進学,4割強が地元を中心とした企業への就職と,希望する進路を実現させています。国公立大学や短大への進学を果たす生徒や,英語検定準1級合格,商業科目検定で4種目1級合格,家庭科の技術検定で3種目1級合格(三冠王)など資格取得を達成する生徒もおり,それぞれの実績を残しています。

     地元垂水市との交流も盛んで,地域行事へのボランティア参加や地域文化祭への作品展示などを積極的に推進しています。また,幼稚園,小学校,高齢者との交流も継続して行っており,その中でさらに多くのことを学ぶ機会を得ています。平成28年度末に結成された鹿児島フィッシュガールは,県内外での垂水産カンパチの解体ショーを行うことで地域活性化に貢献しており,令和2年度も四代目の生徒達が腕を磨いています。

     生徒達は,垂水市振興対策協議会からの通学費補助や検定試験等補助等の6種のサポートや,垂水市の有志で結成されたあしなが100人委員会からの入学祝い金など,さまざまな場面で支えてくださる地元の皆様の温かい思いに感謝しながら学校生活を送っています。

     垂水高校は,「地域に愛され,支えられる学校」であるとともに,「地域に感謝し,貢献できる学校」でありたいと考えています。

     令和2年度は,『基礎基本の徹底「時を守り 場を清め 礼を正す」』『一人ひとりの伸び率100%「伸びる 伸ばす ともにチャレンジ」』の2つを合い言葉に,生徒個々が学力や能力を精一杯伸ばし,目指す学校生活や進路を実現することを目指して,生徒・職員一丸となって全力で取り組んでまいります。

    校長  黑木加代子

     

     

  • 2020年03月12日(木)

    卒業式を思い出に ~校長室から~

    新型コロナウイルス感染症によって,世界全体が激動の渦に巻き込まれているような日々。

    県立高校は3月2日から一斉臨時休業になり,3月2日(月)の卒業式は卒業生と教職員だけという異例の形で行いました。

    「旅立ちの日を思い出に残るものにしてあげたい」という教職員の思いは,いずれも同じ。

    垂水高校では,広報係の職員が会場2か所で卒業式の様子を動画で撮影。

    卒業式終了後の退場前には,全員で写真撮影を行いました。

    卒業式写真 0021

    会場で子どもの晴れ姿を見ることが叶わなかった保護者に向けて,生徒達は素晴らしい笑顔を見せてくれました。

    卒業の日から10日あまり。卒業生の手元には,卒業式の動画と,記念写真が届いたことでしょう。

    垂水高校の先生方からの愛情も一緒に,心に届いてくれたら嬉しいと思っています。

    前例の無い卒業式になりましたが,これも思い出のひとつ。

    どんなことも糧にして,これからの人生を晴れ晴れとした笑顔で生きていってください。

    元気で優しく,頑張り屋だった卒業生の前途に幸多かれと祈っています。

  • 2020年03月06日(金)

    ピンチをチャンスに ~校長室から生徒の皆さんへ~

     3月2日(月)に卒業生と教職員のみで卒業式を行い,「卒業式ができただけでも良かった」と話す,卒業生の笑顔に救われる思いがしました。

    DSC00657

     一方,在校生は先輩を送り出す機会が無いまま,2日(月)から学校は臨時休業。1年間のまとめの時を,課題に取り組んで過ごすことになりました。

     4日(水)に,1・2年生の生徒達には担任・副担任から電話連絡を入れました。健康状態の確認や,課題の進み具合などについて話してもらいましたが,急に始まった臨時休業の日々を,ほとんどの生徒達がしっかりと受け止め,課題に取り組みながら過ごしているようでした。

     新型コロナウイルス感染症という,思いもよらない出来事によって始まった日々ですが,こんな時こそ,ピンチをチャンスに!

     課題に取り組むだけでなく,自分の読みたい本に没頭したり,テレビや新聞を見て社会情勢に視野を広げたり,家事を手伝って生活スキルを向上させたりなど,この時間を,自分の人間的な幅を広げる機会にも使ってほしいと思います。小・中学生の弟や妹がいる人は,兄・姉として支える立場になり,保護者をサポートすることもできるでしょう。

     どんな出来事も,自分の成長の糧にならないものはありません。与えられた時間を無為に過ごすのではなく,後で振り返った時に「大変だったけれど頑張れた」と思える時間にしてください。

    20200306_164123

     来週も,担任・副担任からの電話連絡をする予定です。体調管理を心がけ,皆さんが元気で頑張っている様子を聞かせてください。

     

  • 2019年12月11日(水)

    同窓生からの贈り物 ~校長室から~

    12月11日(水)に,昭和40年に卒業された同窓生が来校されました。

    卒業後初めての普通科同窓会を11月6日に開催されたとのことで,

    「その際の余剰金を在校生のために使ってほしい」というお話でした。

    寄付金 001

    同窓会ではアルバムなどを持ち寄って,55年ぶりの旧交を温めたそうです。

    現在の体育館の場所にあったテニスコートで競技に明け暮れた日々や

    3年時に完成した新校舎で過ごした思い出などを話してくださいました。

    寄付の文書にある「我が母校 鹿児島県立垂水高等学校」の言葉に,

    同窓生の皆さんの懐かしくも温かい3年間の思い出と,

    現在の垂水高校を応援したいという熱い思いを感じることでした。

    頂いたお金は後輩である在校生のために,有効に使わせていただきます。

    母校を見守ってくださる同窓生の皆さん,本当にありがとうございました。

     

     

     

     

  • 2019年09月26日(木)

    秋来ぬと  ~校長室から~

    「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが,

    彼岸花が咲き,彼岸を過ぎても30℃を超える日もある9月末。

    20190926_143920

    これまでは教室に空調設備が無かったため,

    赤い顔で汗を拭きながら勉強する生徒の姿に胸を痛めていました。

    しかし!

    同窓会の御支援で空調設備が整えられた今は,

    涼しげな顔で,黒板に集中する生徒の姿を見ることができます。

    「過ごしやすいです」,「身体が楽です」との生徒の声も聞かれます。

    本当に有り難いことだと,感謝でいっぱいの今年の秋です。

     

    放課後の被服実習室では,生活デザイン科の生徒達が

    文化祭でのファッションショーにむけて,被服製作の真っ最中です。

    浴衣,ワンピース,シャツ,ドレス‥‥

    ファッションショー当日の晴れ姿を夢見て頑張っています。

    20190926_16522220190926_165858

    20190926_16530620190926_165234

    文化祭が,10月18日(金)・19日(土)に迫ってきました。

    それぞれの所で,それぞれに頑張る垂水高校生に,エールを送る秋です。

  • 2019年07月26日(金)

    伸びる力  ~校長室から~

    夏季課外に取り組んだり,家庭科技術検定を受けたりと

    身も心も,『熱い夏』を過ごしている垂水高校生が,

    1学期の間にいろいろな場面で発した言葉を紹介します。

     

    その1 「地域の方々から見守られ,支えて頂いていることへの感謝の気持ちを忘れず,精一杯頑張り,地域に貢献できるよう努力したい。」

    垂水の子供達を支えるために組織された『あしなが100人委員会』から,

    入学お祝い金を頂いた1年生の言葉です。

    他者の思いに『感謝』を感じ取れる素直な心は,

    自分の行動を変えていくエネルギーになると感じられる一言でした。

     

    その2 「中学校の時は人数が多く,自分の意見を言うことが少なかったが,高校に入学してから,自分の意見をはっきり言えるようになった。」

    6月に入学後の感想を聞いた時の,1年生の言葉です。

    高校入学後の自分の成長を『自覚』できているからこそ,

    これからもっと伸びられると期待できる一言でした。

     

    その3 「頑張れよ。任せたからな。」

    1学期末に行われた新生徒会役員任命式の後,

    1年生の新生徒会長に対して,旧生徒会長の3年生がかけた言葉です。

    体育館のステージ上で,肩をたたきながらさりげなくかけたこの言葉は,

    緊張する新生徒会長への『思いやり』を感じさせる一言でした。

     

    『一人一役』で,一人ひとりが主役になる機会が多い垂水高校の生徒達。

    「自分を変えたい」と,新しいことに挑戦する生徒もたくさんいます。

    それらの経験がそれぞれの生徒達を,

    しっかりと成長させていることを感じる1学期でした。