公開日 2020年06月24日(Wed)
6月24日(水)に,生活デザイン科ライフデザインコースの3年生6人が,
「生活と福祉」の授業で,食事介助の実習を行いました。
底に滑り止めが付いた皿などの福祉用具を見て,「なるほど!」と感心。
最初に,座位(座った姿勢)での介助のデモンストレーションを見学。
1度に口に入れる食べ物の量や,スピードも考えて介助します。
実際にやってみると,「難しい~!」
お互いに,介助者役を交代しながら,食事介助を体験しました。
次は,ベッド上での臥位(寝た姿勢)での介助方法を体験。
上半身を30度くらい高くした姿勢にしても,
「枕を外して,顎を上げた状態だと,
誤嚥(誤って気管内に食べ物が入ってしまう)を起こしやすいので,
注意が必要です。」と,先生が悪い介助方法を実演。
枕を入れて,顎を引いた状態で食べ物を口に入れると,
「こっちの方が食べやすい。違う~。」と実感。
最後はベッド上での食事介助も交代で行い,
正しい介助方法の重要性を,自分の体で知ることができました。
今後は,専門学校の先生からも介護技術を教わる機会があります。
将来にも役立つ学びができることに,真剣な表情の生徒達でした。