公開日 2020年04月10日(Fri)
新学期が始まって1週間。
学校の正門横の桜は三分咲きで,これからが楽しめそうです。
学校には,久しぶりに生徒の元気な声が飛び交っています。
「おはようございます」,「こんにちは」と元気に交わす挨拶。
「〇〇をしてくれて,ありがとうね」と先生に言われて,少し照れた笑顔。
次の授業に向けて,急ぎ足で移動教室に向かう足音。
これまで当たり前であったこれらの風景が,
1か月の一斉臨時休業を経験した目には,なんと貴重にうつることか。
今日も桜島の灰が降っていますが,それも日常。
コロナウイルス感染症の蔓延で,常であることが難しくなりつつある今。
だからこそ大切な「日常」を守るために,一人一人が
感染防止に努めてほしいと,全校生徒に熱く語った今朝でした。
桜は,冬に一定の低温環境に置かれることで美しく咲くそうです。
私たちも,今,不安や不便の中に日々を過ごしていますが,
それを乗り越えた時に,もっと人として成長していることでしょう。
大切な人を,大切な日常を,大切な自分を守るために,
今の自分にできることを,確実にやり遂げる。
垂水高校生には,きっとできると信じています。