あいさつの効用 ~校長室から~

公開日 2017年06月23日(Fri)

学校内・外で見かけた垂水高校生のちょっといい話を

~~校長室からお届けします~~

 

出勤時,前の車が信号機の無い横断歩道で停車しました。

子供達の登校時間です。

近くの小学生が渡るのだろうと見ていると,

渡っていったのは本校の女子生徒でした。

足早に横断歩道を渡り終えたその生徒はくるりと振り返ると,

停まってくれた車の運転席に向かって

お辞儀をして去って行きました。

小学生が同様の行動をするのはよく見かけます。

近くの垂水小学校の児童達もよくお辞儀をしてくれます。

しかし,高校生がお辞儀をしていく姿は初めて見ました。

小・中学校で身についた習慣だったのでしょう。

とても自然な行動でした。

後ろで見ていた私もほっこりと暖かい気持ちになりましたが,

挨拶を受けた運転者の方も

きっと嬉しく感じてくださったのではないかと思うことでした。

先日も訪問者の方から,

「垂水高校の生徒さんは気持ちの良い挨拶をしてくれますね。」

とお褒めの言葉をいただいたばかりで

嬉しいことが重なりました。

「おはようございます」

「こんにちは」

「ありがとうございます」

さまざまな挨拶の言葉とそれに添える笑顔が,

「垂水高校生のすてきな姿」を

地域の皆さんに発信してくれていることを感じる出来事でした。